「ポビドンヨードのうがい薬に効果が期待できそう！？」と、大阪の合同記者会見で発表されました。
「ポビドンヨード」という言葉はあまり一般的ではありませんが、誰もが一度はお世話になっているそうです。ポビドンヨードがどんなものか、調べて見ました。
ポビドンヨードとは？
ポビドンヨード（Povidone-iodine）は、ヨウ素の酸化作用を利用した抗微生物成分です。
一般的には、イソジンうがい薬という商品名で販売されています。
イソジンうがい薬は、有効成分ポビドンヨードを含むうがい薬です。口中からのどにすぐれた殺菌・消毒効果があります。
ヨウ素のアルコール溶液であるヨードチンキなどでは人体への刺激が強かったため、ポリビニルピロリドンとの錯化合物として合成されたポビドンヨードが現在では広く普及しています。
また、ポビドンヨードの独特な茶色は消毒作用の活性を示しています。手洗いとして使用した場合、消毒範囲も目で見てわかるので、安心です。
ポビドンヨードは世界中で使われている消毒剤
殺菌力はもちろんのこと、即効性に優れていることから、うがい薬や手指の殺菌、傷の消毒薬などに広く使われている代表的な消毒剤です。
また、ポビドンヨードは人体や環境にもやさしい消毒剤です。
ポビドンヨードは微生物や細菌に効果！
明治うがい薬の有効成分ポビドンヨードは、殺菌消毒剤の影響を受けにくいと言われている微生物や細菌に対しても効力を発揮します。
その効力に着目したアメリカ航空宇宙局(NASA)は、1969年夏、宇宙船アポロ11号が人類初の月着陸を成し遂げて太平洋上に着水した際、地球外の未知の世界から運んでくるかも知れない細菌の洗浄・消毒にポビドンヨードが有効と判断し、更に海洋に対する汚染への配慮からポビドンヨードの殺菌消毒剤を船体に注ぎかけ洗浄・殺菌しました。
嘘のような本当の話、大阪知事発言でうがい薬消える
8月４日午後、大阪府の吉村知事と大阪市の松井市長が記者会見を開き、
「ポビドンヨード配合のうがい薬で新型コロナウイルス感染症の重症化を防げる効果を確認した」
と、いう研究結果を発表しました。
この発表後、インターネット上ではすぐに、うがい薬イソジンの買い占めが始まり
販売サイトに繋がりにくかったり、サーバーダウンなどの事態が起きているそうです。
重症化を防げる効果があるなら、重症化しやすい高齢者や、基礎疾患をお持ちの方にこそ
使ってもらいたいですが、高額転売されないことを願うばかりです。
都内のマツキヨなどドラッグストアには消費者が殺到し、午後３時までに店頭から該当の製品が消えたそうです。
ネットショップのアマゾンや楽天には、一時は繋がりませんでした。
イソジンがフリマアプリで5倍の価格に？吉村知事がイソジンうがいを推奨
明治株急伸！
知事の発言を受けて、同成分を含んだうがい薬を販売する明治ホールディングス（ＨＤ）の株価は急騰。
明治ＨＤの株価は一時、2018年11月８日以降で最大の日中上昇率となる7.7％高の8990円まで上昇しました。
明治ＨＤの広報担当に新型コロナへの有効性についてコメントを求めたが、現時点で回答は得られていないようです。
現在ネットで販売されている”うがい薬”は次のような物です。
すでに売り切れているかも知れませんが･････
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イソジンうがい薬 120mL【イソジン】 1060 【あす楽対応】 【第3類医薬品】 価格:1,167円 |
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イソジンうがい薬 250mL【イソジン】 1834 【あす楽対応】 【第3類医薬品】 価格:2,018円 |
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【メール便！送料無料！6個セット】イソジン のど飴 はちみつ金柑味 54g×6個セットイソジンのど飴 ハチミツ金柑キンカン【ムンディファーマ】 価格:1,680円 |
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