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初めての野外演奏!地域と奏でた「ソーラン節」【吹奏楽にかける日々・第1部⑧】

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創部2年目の夏。部員たちの住む地域で行われる「夏まつり」への出演依頼が舞い込みました。

コンクール直前の大切な時期でしたが、自分たちの音を家族や近所の方々に届ける絶好の機会です。

練習室を飛び出し、初めての野外演奏へ挑む日々を振り返ります。

目次

楽器運搬のために中古バンを月賦で購入

中古車販売店でライトエースの鍵を手に笑顔を見せる音楽教師のイラスト
普通免許を取り直し、月賦で中古のライトエースを購入。楽器運搬への覚悟。

吹奏楽に楽器運搬は付き物です。当時は軽自動車しか持っていなかった私は、先輩教師のワゴン車に憧れていました。

そこで、普通免許を取得し直して中古のライトエースを月賦で購入しました。

後部座席にカーペットを敷き詰めるなど、楽器への愛情を込めた愛車の改造も行いました。

サトルくん(当時の教え子)
「先生、その中古のバン、まるで楽器専用の特急列車みたいですね!」

「どろんこ」の楽器係が持つ、プロの誇り

泥だらけになりながらバンの荷台に毛布でくるんだ楽器を積み込む中学生たちのイラスト
毛布でくるんで、何度も積み直す。どろんこになりながらも誇りを持つ楽器係の誇り。

狭い車内への積み込みは重労働で、計画性と根気が必要です。

毛布でくるみ、ガタつかないよう知恵を絞ります。

しんどい仕事を進んで引き受ける楽器係の生徒たちが、泥だらけになりながらも大役を果たす「誇り」を持っていました。

団地の窓から響く拍手と「ソーラン節」

夏祭りの櫓の横でソーラン節を演奏する吹奏楽部と拍手する地域の人々のイラスト
団地の広場に音楽が鳴り渡る。司会を務めた生徒の照れくさい思い出。

夏まつり当日の熱気。盆踊りの櫓(やぐら)の横で披露した、日本民謡メドレー。

近所のおじさんやおばさん、家族の前で緊張しながらも演奏する部員の姿がありました。

司会を務めた生徒の忘れられない照れくさい思い出も、今となっては良い経験です。

ミキさん(当時の教え子)
「司会をした時は本当に恥ずかしくて、顔から火が出そうでした。でも、みんなの拍手が温かくて嬉しかったです!」

地域に支えられ、広がっていく活動の輪

演奏後に地域の人から寸志を受け取り、感動して涙ぐむ生徒たちのイラスト
演奏後、寄せられた寸志。地域に支えられ、広がる活動の輪。

演奏後に寄せられた「楽器購入の足しに」という温かい寸志。

自分たちの演奏が誰かに喜ばれ、地域に応援されていることを肌で感じた瞬間でした。

この経験が、部員たちの視野を広げ、音楽への誇りを確かなものにしました。

【教育者・加藤の視点:音楽は「地域」の中で育まれる】

音楽室にこもって技術を磨くだけが吹奏楽ではありません。

誰のために奏でるのか。地域の人々の拍手や笑顔を直接感じることで、子供たちは「表現すること」の本当の意味を学びました。

あの夜の盆踊りの櫓の下は、どのステージよりも輝いていました。

参考文献リスト

  • 1983年8月23日掲載 サンケイ新聞(奈良版)連載記事「ソーラン節も披露」
  • 全国の教育関係者向け情報誌『切り抜き速報 教育版』(ニホン・ミック社)特別記録簿

▶ 次回は、コンクール本番。奈良県コンクールで優勝した瞬間の感動をお届けします。

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編集後記
本日は最後までお読みいただき、ありがとうございました。
元校長として、また一人の実業家として、日々の気づきや心に留まった出来事をこの「82歳の羅針盤」に綴っています。
私のささやかな発信が、皆様の人生という航海において、少しでもお役に立てれば幸いです。 「この記事が参考になった!」という方は、ぜひ下記のブログ村ボタンをポチッと押して応援いただけると励みになります!
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筆者:加藤 凌について
36年の教員生活を経て、58歳から起業。現在は「蒼き航海・・82歳の羅針盤」編集長として、人生の知恵とトレンドを融合させた情報を発信中。
私のモットー: 「生涯現役、好奇心は羅針盤」
最近の関心事: AI活用とアコーディオン演奏
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【82歳、現役。電波で世界と繋がっています】
流行の話題を追う傍ら、私の本当の情熱は「アマチュア無線」にあります。昭和から令和まで、目に見えない電波で語り合ってきた記録もぜひ。
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