東京オリンピック代表に内定した丸尾知司さん。
代表最後の1枠をかけて厳しい戦いを駆け抜けました。
見事最後の1枠を勝ち取った丸尾知司さんのプロフィールや競歩について、ツイッターを紹介していきます。
丸尾知司が東京オリンピック代表に内定!
4月11日、東京五輪男子50キロ競歩代表の最終選考会を兼ねた陸上・日本選手権50キロ競歩が開催されました。
丸尾知司さんが3時間38分42秒の大会新記録で初優勝し、見事残り1枠の代表に内定しました。
抜きつ抜かれつのデッドヒートを制しての優勝となりました。
29歳と遅咲きの代表内定ということで、その想いもひとしおでしょう。
その丸尾知司さんが出場する競歩とはどのような競技なのでしょうか。
競歩は最も過酷な陸上競技?!
競歩と聞くと、ただ歩くだけでしょ?と考えている人も多いかもしれません。
ですが、競歩は「最も過酷な陸上競技」と呼ばれています。
競歩のスピードは普通の人が想像するようなスピードとは違います。一般男性の歩くスピードが4kmですが、競歩選手は時速16km程となります。
そして、競歩を過酷にさせているのはそのルールにあります。
- 常にどちらかの脚が地面に接していなければならないこと
- かかとが地面についてから、脚が地面と垂直になるまでは膝を曲げてはならないこと
このルールのおかげで、なんと世界大会などでも1割の選手がゴールできないとのこと。
違反があれば、イエローバドルという黄色の札で警告をもらいます。
それでも改善が見られなければ、レッドカードをもらうことになりますが、これを異なる審判から3枚もらうと失格となるんです。
レッドカード覚悟でラストスパートで走ったりする選手がいますが、スパート付近にいる主任審判員にレッドカードをもらうと即失格。
これが、「最も過酷な陸上競技」と言われる競歩です。
それでは、丸尾知司さんのプロフィールを紹介していきます。
丸尾知司のプロフィール、来歴や人物を紹介
丸尾知司のプロフィール
- 名 前:丸尾知司(まるお・さとし)
- 生年月日:1991年11月28日(29歳)
- 出身地:京都府
- 学 校:洛西中、洛南高校、びわこ成蹊スポーツ大学
- 身 長:176㎝
- 体 重:63kg
- 競 技:競歩
- 所 属:愛知製鋼
丸尾知司の来歴
市民ランナーだった父の影響で幼い頃から走ることが好きでした。
中学時には、3000メートルで全国大会に出場。
箱根駅伝に憧れ強豪洛南高に進んだが、けがに悩まされ、監督の勧めで競歩を始める。
2014年、全日本競歩能美20kmWで優勝。
2015年、全日本競歩輪島10kmWで優勝。
関西実業団陸上5000mWでも優勝、さらに全日本競歩高畠20kmWでも優勝されています。
2016年、全日本競歩能美20kmWで4位、全日本競歩高畠50kmWで4位。
2017年に日本選手権20km競歩で6位、全日本競歩輪島50kmWで2位、中部実業団対抗10000mWで優勝。
ロンドン世界陸上50kmWで日本代表として5位に輝きました。
丸尾知司のツイッターを紹介
それでは丸尾知司さんご本人のツイッターを紹介していきたいと思います。
ツイッターでは、レースの結果などを載せられているようです。
今回の東京オリンピック代表内定となったレースのことも載せられていますが、ファンたちからさまざまな喜びのコメントが殺到しています。
これからも丸尾知司さんのツイッターをチェックしていきましょう。
当時のこと今でも鮮明に覚えています。
枯れても腐るな、これからも大切にしたいです。#洛南 https://t.co/gDsqqsJoSx— 丸尾知司 Satoshi Maruo (@Maruosatoshi50k) April 16, 2021
丸尾知司のまとめ
もともと走ることが好きで、やりたくて始めたわけではない競歩で、遅咲きながらこうやって実らせるというのは素晴らしいことだと思います。
やりたくない競技に対して努力することなど多くの葛藤があったことと思います。
それでもやめずに競技に対して真摯に努力してきたからこその結果ですね。
東京オリンピックでは、この勢いのままメダルを獲得してくれることを願いたいと思います。
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