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【希望の船出】探究の結晶「GABA」の科学。夫婦で生んだ「ギャバ太郎」物語。

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82歳の羅針盤 第2回 探究の結晶GABAの科学 夫婦で生んだギャバ太郎物語
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58歳で教職を一段落させた時、私は自ら起業するなどとは夢にも考えていませんでした。

私は初任の頃こそ理科を教えていましたが、その後30年近くは音楽専科として、吹奏楽の指導や学校運営に心血を注いできました。退職後は、趣味の楽器演奏などを楽しみながら、妻と共に平穏な隠居生活を送る予定だったのです。

退職金も入り、これからの人生をどう過ごそうかと思案していた矢先、私の運命を大きく変える出会いが待っていました。それは、理科教師としての「科学的探究心」と、音楽指導で培った「人々に感動を届ける感性」の両方に火をつける、ある成分との出会いでした。

トレみ
まさか自分が起業するなんて、この時は想像もしていませんでした。人生、何が起こるかわからないものです。
目次

森下教授との出会いと、高配合(5倍)のひらめき

森下教授のエビデンスに魅了された理科教師・加藤凌。カームギャバ1粒6mgからギャバ太郎1粒30mgへ5倍配合のひらめきを示すインフォグラフィック
理科教師の直感が光った瞬間。カームギャバ(6mg)の5倍、30mgという高配合へのひらめき。

当時、知り合いだった大学の研究家である森下教授が開発された「GABA(ギャバ)」のエビデンス(科学的根拠)を目にする機会がありました。

その資料を見た瞬間、私の理科教師としての直感が「これだ!」と強く反応しました。GABAが持つ可能性、そしてその科学的な裏付けに、私はすっかり魅了されてしまったのです。

森下教授のプロフィールと経歴・GABA研究のエビデンス資料(当時の証拠写真)
【当時の資料】森下教授のプロフィールとGABA研究のエビデンス。この資料が私の起業を決意させました。

教授の研究所で開発されていた商品「カームギャバ」は、1粒に6mgのGABAを含んでいました。しかし、私は技術屋の視点から、あるひらめきを得ました。

加藤(船長)
これを1粒30mg、つまり5倍に増加させれば、必ずヒットする!
カームギャバ(1粒6mg・定価4000円)とギャバ太郎(1粒30mg・定価5000円)の配合量・価格比較表(当時の証拠写真)
【当時の資料】カームギャバとギャバ太郎の比較表。ギャバ太郎はGABA含有量を5倍に増加した製品です。

この確信は揺るぎないものでした。私は知り合いの縁もあり、この素晴らしい原料を仕入れさせてもらえることになりました。そして、平穏な隠居生活のために取っておいた退職金を投じ、自らの手で製品化することを決意したのです。

当時、GABAという成分はまだ世の中にほとんど知られていませんでした。しかし、私の読みは間違っていませんでした。

GABAの歴史的展開:1950年代の発見から2000年代の機能性成分定着まで(当時の参考資料)
【参考資料】GABAの歴史的展開。2001年に食品成分として認定され、2005年にグリコのGABAチョコがヒットしました。

2000年代に入ると、国からも「食品の成分」として正式に認められるようになりました。さらに、江崎グリコから「メンタルバランスチョコレートGABA」が発売され大ヒットするなど、市場のタイミングもこれ以上ないほど完璧だったのです。

夫婦で生んだブランド「ギャバ太郎」。命名秘話とタイミング

GABAはお米由来→妻が命名→ギャバ太郎shop誕生という流れと、キャバクラ誤解エピソードを示すインフォグラフィック
妻のひと言「お米のイメージから『ギャバ太郎』はどう?」がブランドの大きな柱となりました。

製品化に向けて動き出した私を、一番近くで支えてくれたのは妻でした。新しい製品のブランド名をどうするか悩んでいた時、妻が素晴らしいアイデアを出してくれました。

GABAがお米由来の成分であることから、お米のイメージを膨らませて「ギャバ太郎」というキャラクターを考えてくれたのです。

お米をモチーフにした愛嬌たっぷりのキャラクター「ギャバ太郎」のイラスト。妻が考案した当社のメインキャラクター。
妻が考案してくれた「ギャバ太郎」。お米のイメージから生まれた、今も当社のメインキャラクターです。
灯台守
妻のこのアイデアが、私たちのビジネスの大きな柱となりました。

この愛嬌のあるキャラクターは、今でも当社のメインキャラクターとして活躍しています。私たちはこのキャラクターを前面に押し出し、ウェブショップの名前も「ギャバ太郎shop」と名付けました。

中には、お客様から「キャバクラ」の「キャバ」と間違えられてしまうという、思わず笑ってしまうようなエピソードもありました。しかし、そうした勘違いも次第に笑い話へと変わり、多くの方に親しまれるブランドへと成長していったのです。

自立の重要性と、次回予告

今回のまとめと次回予告:ホームページ制作の苦労・倒産の危機・自力本願の第二章を示すインフォグラフィック
第3回もお楽しみに!次回は起業の波乱万丈な船出をお届けします。

教職を退き、静かな余生を送るはずだった私が、GABAという成分に魅了され、退職金を投じて起業の道を選んだこと。そして、妻と共に「ギャバ太郎」というブランドを育て上げてきたこと。この「自力本願」の出発点こそが、今の私を作っています。

自分の直感を信じ、自らの足で一歩を踏み出すことの重要性を、私はこの経験から深く学びました。

一等航海士さん
人生の第二のステージは、予想外の展開から幕を開けました。

しかし、起業の道は決して平坦なものではありませんでした。次回は、ホームページ制作における苦労や、直面した倒産の危機など、さらに波乱万丈なエピソードをお届けしたいと思います。どうぞお楽しみに。

アコーディオンと共に

筆者:加藤 凌について
36年の教員生活を経て、58歳から起業。現在は「蒼き航海・・82歳の羅針盤」編集長として、人生の知恵とトレンドを融合させた情報を発信中。
私のモットー: 「生涯現役、好奇心は羅針盤」
最近の関心事: AI活用とアコーディオン演奏
➡ 82歳の挑戦。プロフィールと「蒼き航海」への想いはこちら

アマチュア無線
【82歳、現役。電波で世界と繋がっています】
流行の話題を追う傍ら、私の本当の情熱は「アマチュア無線」にあります。昭和から令和まで、目に見えない電波で語り合ってきた記録もぜひ。
CQ~JA3CGZ アマチュア無線ブログ
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