毎年6月の満月は、少し赤みがかって見えることから『ストロベリームーン』と呼ばれています。
見上げると静かな気持ちになる満月ですが、満月には世界各国たくさんの神話や伝説、言い伝えがあります。
そんな満月の名前と、スーパームーンやブルームーンについてもご紹介していきます。
2020年の『ストロベリームーン』はいつ?
「見た人は好きな人と結ばれる」「恋愛運が上がる」という言い伝えられる『ストロベリームーン』。
2020年のストロベリームーンは、6月6日に見ることができるようです。
毎年6月21日は夏至。1年のうちで1日が最も長く、太陽の高さがもっとも高くなります。
そのため、もっとも低い位置になった月は大気の影響を受けやすく、朝日や夕日が赤く見えるのと同じように月が赤く見えるのです。
毎年ストロベリームーンの時期になると多くの人が満月の写真を撮り、「赤くてかっこいい!」「ハムにも見える」など話題になっています。
「美しい月を見たい」「好きな人と結ばれたい」という人は、空を見上げてみてはいかがでしょうか。
天体観測をする際は、新型コロナウイルス感染症の対策として『三密(密閉、密集、密接)』は避けるようにしてくださいね。
満月にはたくさんの名前がある!?
満月には月ごとに様々な呼び名があります。昔、人々は現代のようにカレンダーを見て生活するのではなく、月の満ち欠けとともに生活してきました。
今回はアメリカの農業暦のもととなったネイティブアメリカンが使っていたと言われている満月の名前をご紹介します。季節の移り変わりの満月を節目にして農作業や狩猟など生活の目安にしていたことがわかります。
月の女神と植物に関する言い伝え
ギリシア神話に出てくる太陽神アポロンの双子の妹、月の女神「アルテミス」。
植物の属名にその名前を持つものがあります。
アルテミシア属とは、ヨモギ属のことを言います。諸説あるのですがアルテミシアは園芸家にして医学研究社であったことや、昔出産の際にはヨモギを用いたことから出産も司る神であったアルテミシアの名前が付いたのだそうです。
月にまつわるエピソードはどれも神秘的ですよね。
今年もスーパームーンが晴れて各地で見れますように!
コメント