『裏アカウント特定サービス』って何?回避方法は!?

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裏アカウント特定サービスIoT
出典;写真AC
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「裏アカウント特定サービス」が始まるとの発表がありました。
主に就活生の裏アカウントを特定するサービスのようです。

これに対してネットでは「なんという無慈悲サービス!」などの声が上がっています。
今回は、裏アカウントってどんなものか?、特定を回避する方法があるのか?など調べてみました。

「裏アカウント特定サービス」って何?

企業調査センターが、新卒の求職者が作成している「裏アカウント」を特定するサービスの提供を開始すると発表しました。
この裏アカウント特定サービスは「Sトク」という名前で、2,020年9月7日から企業向けに提供されます。

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最近の学生は就活専用のアカウントを作っていることも多く、この表アカウントでは本音がつかみにくなっています。
その対策として、企業に応募してきた求職者がSNSに裏アカウントを持っていないか、その裏アカウントはどれかを特定するためのサービスの様だそうです。

「問題社員の採用をあらかじめ排除」したい企業側を助けるサービスなのかも知れません。

特定方法としては、出身校の同級生、元同僚とのつながり、投稿内容から本人を特定し、88%の確率で裏アカウントを特定出来るとのこと。

料金は一人につき8000円、気になっている点をチェックできる「Sトク+プラス」は1万5000円とのこと。特定できなかった場合は無料になります。

人事担当者は特定したアカウントから、求職者の投稿内容の確認や精査が即可能になるとしています。

そもそも裏アカウントって?

SNSで使われる「裏垢(うらあか)」は、
同じ人が本来のアカウントとは「別に設けいているアカウント」の事を指します。

裏アカウントは1つだけでなく、2つ以上の複数持っている人も少なくありません。
女子高校生の約7割がSNSの“裏アカウント”を持っていて、その理由は「誰にも知られたくない感情がいえるから」などのようです。
(出典:デジタルアーツの「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」 )

その利用方法は様々です。

  • 趣味アカウント
  • 情報収集アカウント
  • 家庭や仕事の不満を書き込む愚痴アカウント
  • 画像のストレージ用アカウント

などなど…

裏アカウントのメリット

思ったことをそのまま呟いてストレスの発散ができる

呟くのを本来使っているアカウントではなく裏垢で行えば、友人など知っている人は見ていない場合が多いので気にせず、ストレス発散が出来ます。

共通の趣味を持った人たちと繋がることができる

SNS上には自分の好きな趣味の最新情報をいち早く呟いてくれるアカウントがあったり、描いたイラストを載せて他の人と楽しむこともできます。

リアルな世界以外での付き合いで、趣味を楽しむ人が裏垢を持っていることも多いです。

画像や動画のストレージとして使える

気軽に投稿ができるSNSを利用して、スマホで撮った画像や動画データの保存場所として利用している人もいます。

例えば、撮影した写真を鍵付きの裏垢にアップしてスマホ内のデータを削除すれば、自分だけの写真の保管場所となるわけです。

なのでスマホの容量も気にせず動画や写真を撮りまくることが出来ます。
さらにハッシュタグを付けて投稿しておけば「あの時の写真」を探すのも簡単になります。

「裏アカウント特定サービス」に対してのネットの声は?

しかし実際は、この裏アカウント特定サービスに対してネット上には、サービスに否定的な声・不安の声が多く上がっていました。

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・間違ってたらどうするの?
・プライベートを入社前から探るような会社に入りたくない!
・こんなん見つかったら絶対就職できない。
・私の裏アカウントも特定されてしまうのだろうか?
・なんて怖いサービスなんだ!
・嫌な時代に生まれた。
・人間少しくらい「裏の顔だってあるよ」

ただ恐怖感を覚える人の方が多く、ツイッターをやめる宣言する人まで出てきているようです。

「裏アカウント特定サービス」の回避対策はあるのか?

企業調査センターによると「裏アカウント」を88%の割合で特定可能だそうです。

この88%という数字は、SNSを一切使わない人も含んでいる数字だそうです。アクティブユーザーの多い新卒世代や30代~40代前半であれば、さらなる高確率で特定できるとしています。

この特定サービスは回避出来ないのでしょうか?

回避対策① 鍵アカウントにする方法

アカウントを削除する以外の対策としては、これが一番確実な方法です。
鍵アカウントにすると次の様なメリットがあります。

・フォロワー以外にツイートを見られない
・フォローするのにも認証が必要になる
・ツイートをリツーイトされない
・ツイッターで検索してもツイートが引っかからない
・フォロワーの人以外にリプライできない

しかし、下記の場合は防げないので注意が必要です。

・検索結果などでまとめサイト等に自分のツイートが掲載されていたらそれが引っかかる可能性がある。
・自分へのリプライは非公開にならない。
・自分がフォローしているアカウントと、自分をフォローしているアカウントは特定ができる。

回避対策② プロフィールを変える方法

Twitterのプロフィールはアカウントの公開・非公開に関係なくだれでも見ることが出来ます。

ここに自分に関わる情報を書いていると、そのアカウントが自分のものと特定される可能性が上がります。

なので鍵アカウントにしてもプロフィール欄に書く内容は気を付けましょう。

回避対策③ 鍵アカウントにしたくない場合は?

それでも鍵アカウントにはしたくないという人は、

・ツイートを削除する。
・表アカウントと似た内容をツイートをしない
・表アカウントと同じ人をフォローしない
・メールアドレスや電話番号で検索できない設定にしておく

など、特定される要素を消していくことをお勧めします。

「裏アカウント特定サービス」のまとめ

ここ数年、従業員によるSNSの問題投稿によって企業が炎上するケースが多発しており、採用側の企業が事前に候補者のSNSアカウントを調査することが増えてきていました。

企業側も新型コロナの影響で対面での面接ではなくウェブ面接が急増した事によって、
就活生の人間性がわかりにくくなっているという問題もあります。

それに対して、多くの就活生は『就活専用アカウント(表アカウント)』を作り対抗してきました。
身内だけに本音を漏らす『裏アカウント』と使い分けることで、ネット上で採用担当者と就活生による謎の駆け引きが発生していたのです。

このような事情の中、始まったこの新しいサービスによって、今後どのようになっていくのでしょうか?しっかりと見守っていきたいと思います。

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