東京大会からパラ五輪の正式な競技となるテコンドー。
テコンドーは、蹴り技を基本とする格闘技で、基本的なルールなどはオリンピックと同じとなっています。
新競技に決まって、期待の高まるテコンドーですが、ルールなどよくわかっていないという人も多いかと思います。
また、パラリンピックを見たことがないという人も多いと思いますので、今回はそんな人に向けて、ルールや見どころ、注目の選手などを紹介したいと思います。
パラ五輪新競技テコンドーとは?
パラテコンドーとはどのような競技なのか知っていますか?
テコンドーは、蹴り技をメインとする格闘技ですが、パラテコンドーも同じです。
基本的なルールなどは一般的なテコンドーと同じとなっており、足技を駆使して得たポイント数で競います。
テコンドーには、組手(キョルギ)と型(プムセ)がありますが、パラリンピックでは組手のみとなります。
また、障がいを考慮したパラリンピックならではのルールなどもあったりしますので、紹介していきたいと思います。
パラテコンドーのルールは?
パラ五輪には、障がいのある選手が出場しますが、基本的にルールは変わりません。
ですが、パラリンピックでは、一部ルールの変更などがあったりします。
クラス
パラテコンドーは、男女それぞれで3つずつの階級に分かれています。
また、以下のような障がいの程度でクラスが分けられています。
障がいの軽い、重いで有利、不利が出ないように戦います。
ですがパラリンピックでは、K43とK44の2つのスポーツクラスが統合され、男女別に体重階級制(各3階級)で競うことになります。
ルール
試合は八角形のコートで行われ、有効な攻撃に対してポイント(2~4点)が与えらレます。
試合時間内により多くの得点をとったほうが勝ちとなり、もし3ラウンド終了時点で同点の場合は延長戦が行われます。
パラ五輪独自のルールとしては、胴部への足技のみが有効で、頭部へは反則となってしまいます。
パラテコンドーの見どころは?
やはりテコンドーの魅力といえば、蹴り技となります。
胴体への3種類の蹴りが有効となるのですが、有効な蹴りが2点、180度回転の後ろ蹴りは3点、360度の回転蹴りが4点となります。
回転度数によって点数を変えるのは、パラリンピックならではで、豪快な回転蹴りで一発逆転のチャンスを狙うことができる。
ダイナミックな戦いは見応えがありますが、注目してほしいのが、防御です。
いかに防御するということが大事となってくる上、選手それぞれで障がいの状態も異なるので、選手たちの個性や工夫を見ることができます。
東京大会での正式種目が決まった当時は、競技人口がゼロに等しかったパラテコンドーの初代メダリストは気になるところですね。
パラテコンドーの注目選手は?
パラテコンドーで注目されている選手はだれなのでしょうか。
2人とも素晴らしい実力を持っているので、東京パラ五輪では、金メダルをとってくれることが期待されています。
パラ五輪新競技テコンドーとは?のまとめ
ダイナミックな戦いが見どころのテコンドーですが、パラテコンドーも楽しみですね。
代表の選手たちは、健常者のテコンドー選手たちと練習を重ねているそうですが、トップの選手レベルだと、一般のテコンドーと同じくらいできてしまうようです。
初代メダリストが誕生することが間違いないでしょうから、事前に選手たちの情報などを調べて、大会を楽しみたいですね。
コメント