東京パラ五輪の開催が迫っており、期待する人も多いかと思います。
今回の東京大会で新競技となるパラバドミントンが注目を集めています。
パラリンピックと普通のバドミントンはルールは違うのか?など知らないという人もいますよね。
そこで今回は、パラバドミントンについて紹介していきたいと思います。
パラ五輪新競技のバドミントンとは?
東京大会からパラリンピックの正式競技となったことで、パラバドミントンは注目を集めています。
これまでパラリンピックや障害者スポーツを見たことがないという人にも間違いなく楽しめる競技となるでしょう。
パラリンピックが始まる前までに競技のルールなどを把握しておいて、より楽しめるようにしたいですよね。
そんな人に向けてルールなど紹介したいと思います。
パラバドミントンのルールは?
パラバドミントンの基本的なルールは一般的なバドミントンと同じになります。
1ゲーム21点方式で3ゲームを行い、2ゲームを先取したものが勝利で、使用するネットの高さも155cmと通常のバドミントンと同じ。
ですが、パラバドミントン独自のルールもあります。
まずはカテゴリーを知りましょう。
カテゴリー
パラバドミントンは、障がいによってクラス分けされていて、立位と車椅子があります。
ルール
パラバドミントンのルールは、ネットの高さ、ポイントなどは一般のバドミントンと同じとなります。
ルールの違いは、障がいの程度によって、使うコートの範囲が変わります。
車いすのシングルスはコートの半分を使い、シャトルはネットとネットに近いサービスラインの間に落ちたものはアウトとなります。
また、SL3のシングルスもコートの半分を使用することになります。
パラバドミントンの見どころは?
バドミントンは、球技で最速のスピード感を持っていると言われています。
パラバドミントンのトップ選手は、健常者と変わらないほどのスピードで打ち合うことができるので、相手を揺さぶるようなショットの駆け引きは注目です。
通常の広さを使うカテゴリーでは、軽快なステップワークからコースを狙う、強烈なスマッシュなど躍動感のあるプレーが見どころです。
健常者と同じほどのプレーができているのですが、上半身に障がいがあるだけで、バランスとることが非常に難しいので、血のにじむ努力を見てとることができます。
また、コートが半分の車いすカテゴリーでは、通常見ることができないスピーディーでテクニカルなショットの応酬を見ることができます。
車いすなどの正確なチェアワークも必要となってくるので、見応えありです。
注目選手は?
それではパラバドミントンで注目してほしい選手を紹介します。
まずは、下肢障害SL3に出場する藤原大輔選手。
義足の選手で、ハードなトレーニングで作り上げたフィジカルで力強いプレースタイルが見どころ。
義足ではない右足をとにかく鍛え抜き、その右足から繰り出すジャンピングスマッシュは非常に見応えがあります。
そして、上肢障害SU5に出場の豊田まみ子選手。
東京パラのヒロイン候補と呼ばれているほどの可愛らしさは、ぜひ見てみてほしいと思います。
世界選手権で3大会連続でメダルを獲得するほどの実力者ですので、レベルの高いバドミントンが見れることは間違いありません。
まとめ
東京大会からパラリンピックの正式競技となるので、見たことのない人も多いパラバドミントン。
今回初めて目にする人が多いかもしれませんが、絶対に楽しめるはずです。
今回ご紹介したカテゴリーやルールなどを頭に入れて、楽しんでほしいと思います。
また、選手たちの情報も事前に知っておくことで、より見応えのあるものになることでしょう。
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