女子ウェイトリフティング界を背負ってきた三宅宏美さん。
そんな三宅宏美さんが東京五輪の代表に内定されました。
東京五輪出場で5大会連続出場の偉業を達成することになります。
今回は、三宅さんの東京五輪、そしてすごい家族を紹介していきたいと思います。
三宅宏実が5大会連続で東京五輪内定!
女子ウェイトリフティングで2大会連続でメダルを獲得している三宅宏美さんが、東京五輪の代表に内定されました。
今回の東京五輪出場で、夏季五輪5大会連続出場となり、夏季五輪では女子史上2人目で、柔道の谷亮子さんと最多タイとなります。
肉離れや腰の疲労骨折など、怪我などに悩まされたところに、新型コロナウイルスの影響で東京五輪が延期されました。
もう一年延期されていたら、諦めていたと語っています。
緊急事態宣言下でも諦めることなく努力した結果が実ったんですね。
それでは、三宅宏美さんのプロフィールを紹介します。
三宅宏実のプロフィール、経歴を紹介
三宅宏実のプロフィール
- 名 前:三宅宏実(みやけ・ひろみ)
- 生年月日:1985年11月18日(35歳)
- 出身地:埼玉県新座市
- 学 校:、新座市立第二中学校、埼玉栄高校、法政大学
- 身 長:147cm
- 競 技:ウェイトリフティング
- 種 目:女子48kg級
- 所 属:いちご株式会社
三宅宏実の経歴
中学校時代は軟式テニスに夢中でしたが、2000年シドニーオリンピックを見たことをきっかけに、オリンピックを目指して重量挙げを始めることに。
2003年6月の全日本選手権53kg級で初優勝。
2004年4月、法政大学に進学し、53kg級から48kg級に転向し、5月の全日本選手権で優勝し五輪出場が決定。
2006年の世界選手権48kg級で銅メダルを獲得し、世界大会で初めて表彰台に立った(日本人女子の世界選手権メダリストは1999年の二柳かおり以来7年ぶり6人目)。
2007年、タイで開催された世界選手権で5位入賞し、北京オリンピック出場が内定。
2012年7月28日、ロンドンオリンピック48kg級に出場し銀メダルを獲得。女子重量挙げ史上初のメダル獲得と同時に、日本五輪史上初となる父娘メダル獲得をも達成。
2015年3月、所属するいちご株式会社でウエイトリフティング部の選手兼任コーチに就任。
2016年8月、リオ五輪の直前に腰痛が悪化しながら本番に挑み、3位となり、2大会連続でメダルを獲得。
三宅宏実の家族が凄すぎた
三宅宏美さんの家族は、父を始め、叔父、兄弟とウェイトリフティングのトップ選手ばかりなんです。
三宅宏美さんは、ウェイトリフティングやるべきして生まれてきたんですね。
父・三宅義行
三宅宏美さんの父である三宅義行さんは、1968年メキシコシティオリンピックに出場して、銅メダルを獲得されています。
現役引退後は、ウェイトリフティングのコーチとして活動し、日本ウェイトリフティング界に貢献されました。
現在では、日本ウェイトリフティング協会の会長を務められています。
叔父・三宅義信
叔父の三宅義信さんは、三宅義行さんの実の兄で、さらに素晴らしい成績を残されています。
1960年のローマオリンピックでは銀メダル、1964年東京オリンピック・1968年メキシコシティオリンピックでは金メダルを獲得するという偉業を達成されています。
1972年ミュンヘンオリンピックでは、4位に終わっています。
メキシコシティでは、三宅義信さんと三宅義行さんの2人が表彰台に上がったことが話題となりました。
兄弟ともに素晴らしい選手ですよね。
兄弟
三宅宏美さんには、2人のお兄さんがいらっしゃいます。
長兄は、元ウェイトリフティングの競技経験者とのことですが、現在は引退されているようです。
次兄の三宅敏博さんは、元日本女子代表監督で、現在は東京国際大学のウエイトリフティング部ヘッドコーチをやられているそう。
現役時代は、全日本選手権大会通算5度の優勝をはじめ、各種国内外の大会で活躍し、日本新記録1度樹立。
本当に家族揃ってウェイトリフティングのエリートだということが分かりますね。
三宅宏美に引退の噂が?
三宅宏美さんに引退の噂が立っていました。
三宅宏美さんは35歳と選手としてはベテランの域に入っていますし、怪我などもあって、この噂が出たようですね。
実際に、新型コロナウイルスの影響によって、東京五輪が一年延期することが決まって、気持ちが切れたと語っています。
ですが、少ししてから練習を再開して、ウェイトリフティングが好きということに気づき、引退せずに挑戦する決意を固めたそうです。
競技を迎える7月24日を「現役最後の日と思ってやる」とのこと。
三宅宏実が5大会連続五輪内定!のまとめ
5大会連続でオリンピックに出場するというのは本当にすごいことですよね。
それだけでも単純に20年ですので、それだけの期間を競技に対して向き合うというのは並大抵のことではありません。
今回の東京五輪が最後になる可能性も高いと思いますので、最後は金メダルを獲得して選手生活を締めてほしいと思います。
東京五輪での活躍を応援しましょう。
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