夏の本格的な暑さが到来が予想される中、熱中症のことが気にかかりますよね。
今年の夏もとても暑いことが予想されていますが、マスクの着用が原因で熱中症患者が増えるかもしれません。
どのように防げばいいか、かかってしまったらどうすればいいかを紹介します。
コロナ渦のマスク熱中症に注意!
毎年夏の気温が上昇してきていて、今年の夏もかなりの気温になることが予想されています。
そんな中、新型コロナウイルスの影響でマスク着用が義務付けられているので、本格的な夏の到来を目前にして、熱中症患者の報告が増えてきているようです。
6月1日から約一ヶ月の間に8千人近くの人が救急搬送されていて、その中の約6割が65歳以上の高齢者となっています。
大人と子供では、リスクが異なっているようです。
大人は、マスクの着用により、水分の摂取が減り、脱水症からの熱中症になるパターンが多いそうです。
子供の場合は、大人以上に警戒しなければいけません。
子供は熱中症のリスクが高い
子供の場合は、胸郭の発達が未熟なため、マスクの着用で体力を消耗しやすいそうです。
さらに、息を吐くことで体温を調節しているとのことなので、マスクの着用で熱がこもってしまい体温が上がりやすくなります。
ですので、大人がそのことをしっかりと理解した上で、水分補給など促してあげることが大切ですね。
また、身長の小さい子供は、地面からの熱の影響も受けやすいようです。
住居での熱中症にも警戒
熱中症の39%は住居内で起こっているそうです。
家の中だと体温の上昇や喉の渇きに気付きにくかったりするので、普段以上に注意するようにしましょう。
また、一人暮らしの人も多いので、熱中症になってしまった場合に誰かにすぐに連絡を取れるようにしておくことも重要です。
熱中症を対策するには?
熱中症予防のポイントとして、以下を意識するようにしてみてください。
- 体調のコントロール
・睡眠をしっかり取る
・食事をしっかりとる
・胃腸炎や風邪などにかかっている時は熱中症にかかりやすいので注意する
- 暑さに慣れさせる
・日頃から適度に外遊びをして、暑さに慣れておく
- 十分な水分と電解質補給
・こまめな水分補給は大切です
- 日焼け対策
・適した服装をする(通気性のいい素材など)
・屋外では帽子を着用
・直射日光を避ける
・保冷剤を使う
これらの頃を普段から心がけるようにしましょう。
熱中症にかかったら?
軽い熱中症症状になってしまった時に応急処置について紹介します。
涼しい場所に移動して、仰向けに寝かせる
日陰や、クーラーのきいた室内などに移動するようにしましょう。
身体を冷やす
衣服の締め付けを緩めて、保冷剤などで体を冷却するようにしてください。
首や脇の下、太ももなど大きな血管の部分を冷やすようにします。
濡れタオルなどをかけて、仰ぐことも効果的です。
水分摂取
脱水を治療するために、スポーツドリンクや経口補水液が有効となります。
ですが、意識が低く嘔吐などの可能性がある場合は、水分摂取は控えてください。
また、呼びかけにも反応が悪い場合は、速やかに病院に連れて行ってください。
熱中症のまとめ
いかがでしたでしょうか?
梅雨明け目前で、少しずつ夏の到来を感じる日々ですが、コロナへの対策だけじゃなく、熱中症にも注意していきたいですよね。
油断してしまうと気づかないうちに熱中症になってしまいます。
そのような時に、熱中症への対策などを知っておくだけで全然変わってきますので、今回ご紹介したことを頭に入れておけるようにしましょう。
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