衝撃のコオロギせんべい(煎餅)を無印良品が発売!日本でも昆虫食が当たり前に

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昆虫食
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コオロギ煎餅(せんべい)って食べたことありますか?

お洒落な雑貨や家具で人気の無印良品。そんな無印良品が突然、コオロギ煎餅を売り出したとネット上で騒然となっています。

昆虫食が世界的に話題に上がることはよくありますが、日本ではまだまだの根付いていない文化ですが、一体どのようなものなのでしょうか。コオロギ煎餅とはどんな食べ物なのか?

コオロギ煎餅に至った経緯、なぜ無印良品が日本で発売したのか、調べてみました。

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目次

無印良品がコオロギ煎餅を発売!

2020年の5月、無印良品がオンライン限定でコオロギ煎餅を発売したところ大人気となり即完売。

7月10日より、一部の大型店舗で取り扱いを開始したとのことです。

昆虫がそのまま入ったようなインパクトのある昆虫食はよくありますが、無印良品のコオロギ煎餅は、普通のせんべいにしか見えません。

まずは、虫が食材として認識されるきっかけになれば嬉しいとのことのようです。

無印のコオロギ煎餅は美味しい!

見た目はなんでもないせんべいですが、味などはどうなのでしょうか。

香りも虫のような匂いはなく、エビせんべいと同じで、味もエビせんべいのようです。

食べる上でのクセなどは一切なく、虫嫌いの人でも食べれてしまうかもしれません。

工場を選ぶのに3ヶ月も

コオロギ煎餅を完成させるまでに様々な苦労があったと言いますが、一番苦労したのは、作ってくれる工場を選ぶことだったようです。

コオロギという材料を取り扱っている工場はないですし、コオロギを扱うということでNGとする工場が多かったようです。

さらには、製品にコオロギの足が入っていた場合、他の虫との違いがわからないため、ただただ異物混入と思われてしまう可能性が高いということもあったようです。

今回のコオロギ煎餅の発売までには、本当に多くの苦労を乗り越えてきたということですね。

コオロギ煎餅の価格は手頃

これだけの苦労もあり、珍しい材料を使っているので、価格も高くなってしまいそうですが、なんと税込190円です。

かなりお手頃な価格となっています。

お客様に買ってもらうことを考えてこの価格となっているとのことです。

一時期だけ販売して終わるものではなくて、継続的に売っていくことでお客様にも知ってもらっていければいいということのようです。

苦労して作ったこともあるので、もっと利益を欲しがってしまいそうですが、素晴らしいですよね。

無印良品の商品では初めてのQRコード入り

コオロギ煎餅のパッケージには、初めての試みとして、QRコードがプリントされています。

こちらのQRコードを読み取ることで、無印良品の特集ページのサイトに飛べるようになっており、昆虫食の意義などを説明されているそうです。

なぜこのような商品を作ったのかを知ってもらうことで、消費に訴えかけ、地球や社会のために繋がっていけばいいと考えているとのことです。

コオロギ煎餅にいたった経緯~発端はフィンランド

人口が増加し続けている現代では、将来の食糧資源を確保するということは社会課題です。

牛や豚などを育てるには、大量の飼料や水を消費しますし、排泄物からは温室効果ガスが排出されます。

昆虫は、栄養価の高さや環境への負荷の少なさから関心が高まっています。

そんな中、無印良品がコオロギ煎餅を発売することに至った経緯はフィンランドにあります。

無印がフィンランドで欧州最大の店舗を開業した際、現地でコオロギを使ったお菓子が売られているのを見かけて興味を持ったことが昆虫食参入へのきっかけとなったようです。

コオロギ煎餅のまとめ

最近よく耳にする機会が多くなってきた昆虫食。

人口増加での食糧確保の問題などの社会問題によって、その重要性が増してきていますね。

日本では、そういった社会問題を訴えかけても売れないイメージがありますが、無印良品のような企業が食べやすいお菓子として発売してくれることで、浸透していき、環境問題を意識できるようになればいいですね。

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