2020年7月24日いよいよ待ちに待ったオリンピックがスタートします。
史上最多33競技339種目が42の会場で行われる、東京2020。
選手たちの熱い戦い、感動に胸震わせる熱狂の19日間。
見逃すことなく楽しんで頂きたいと思います。
開会式は大会に込めた「開催国のメッセージ」
オリンピックの号砲を鳴らすのは、競技をしのぐ注目度を集める開会式です。
かって芸術競技が種目であった頃の名残で、大会ごとに様々な凝った演出が見られる開会式。
開催地の歴史や伝統文化を巧みに表現した手の込んだ演出を、次回楽しみにしている人も多いことでしょう。オリンピックの楽しみが開会式という人は少なくありません。
2016年リオ大会のカーニバル感溢れる演出や本場のサンバの祝祭感は見事でした。
ロンドン大会(2012年)では、ジェームズ・ボンドとエリザベス女王がヘリコプターからスタジアムにダイブ、という驚きの演出に世界が沸きました。
アトランタ大会(1996年)では、パーキンソン病を押して聖火台に点火したモハメド・アリの姿は感動だったという方も多いと思います。黒人差別の根強かった地で黒人の彼が選ばれたのです。
2020東京大会の総合演出を務めるのは、能楽師の野村萬斎であり、和のテイストや伝統芸能と、プロジェクションマッピングのようなハイテク技術の融合が見られるのでしょうか?
東京のメッセージが今から大変楽しみですね!!
入場行進の国順は決まっているの?
入場行進は、友好に満ちていて、各国選手が個性的で楽しいですね!
入場行進の国順にはルールーがあります。
発祥の地であるギリシャを先頭にアルファベット順に出場国の選手が、カラフルなスーツや民族衣装をまとい行進し、最後は開催国の選手です。
2020東京大会では、最後の入場は日本選手団。大会最大人数の日本代表選手団が登場した時には感動もひとしおになるでしょう!
入場行進の旗手は日本選手団の主将が務めるのですが、主将や旗手は大会では活躍できないジンクスもあります。
日本選手団主将は誰でしょう?
日本選手団主将は、開会式ですべての選手を代表して選手宣誓をします。今回は、誰が選ばれるのでしょうか?
1964年の東京大会では、小野喬(おの・たかし)
1972年札幌冬季は、鈴木恵一(すずき・けいいち)
98年の長野冬季五輪では、荻原健司(おぎわら・けんじ)
世界に誇る選手たちが宣誓しています。
聖火最終ランナーは誰か?
開会式のクライマックスは最終聖火ランナーによる聖火点灯です。
ギリシャのオリンピア遺跡からリレー形式で運ばれた聖火が灯った瞬間、祭典が始まる浮遊感で心が躍ります。
なんといっても最終聖火リレーの最終走者が誰になるかは、毎回話題となります。永遠に語り継がれる大役を誰が務めるのか興味はつきません。
多数の感動を生むであろう競技を締めくくるのは閉会式。
長かったようであっという間の17日間。最後は、男子水泳の激しい頂上決戦で競技タイムが幕を下ろすと。8月9日(日)20時からは閉会式が行われます。
あの日の熱戦も、あの感動も~閉会式に入場してくる選手たちの顔を見ながら、走馬灯のように思い出されるであろう名勝負の数々。
開会式とは対照的に、閉会式の選手入場では各国の選手が入り交じり肩を組み合って談笑するなど、戦い終えた選手のリラックスした表情を見ることができます。
聖火の火が消えた瞬間、17日間の祭典が終わりを告げるのです。
五輪が終わるという一抹の寂しさはあるものの激闘を終えた選手たちが見せる笑顔を見れば、すぐに次のパリ2024大会が待ち遠しくなることでしょう。
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