AIが自我を持つ日は来るのか?自我を持ったと主張のエンジニアが解雇

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AIが自我を持つ日は来るのか?ビジネス
『出典:Pixabay』
この記事は約4分で読めます。

コンピューターの成長は目覚ましく、数年前まで不可能だったことも、今では可能になっています。

その中でも人工知能と呼ばれるAIは日々成長しており、チェスや囲碁で世界チャンピオンに勝つほどとなっています。

そんなAIが自我を持ち、やがては人類を越えるほどの知恵を持つと言われていますが、本当にありえるのでしょうか。

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かのグーグルで開発されているAIが自我を持ったと主張したエンジニアが解雇されるなどありましたが、そのことに関してと、実際にAIが自我を持つのかということを紹介したいと思います。

AIが自我を持つ日は来るのか?

実際にAIが自我を持つ日は来るのでしょうか。

シンギュラリティ(特異点)という言葉があり、人工知能が人類の知能を超える転換点のことを指します。

ムーアの法則というものがあり、これによると2045年ごろに、コンピューターが 人間の脳に匹敵する能力を得ると言われています。

やがては人工知能が、人類を越えると言われていますが、本当に自我を持つということはあり得るのでしょうか。

AIが自我を持ったと主張のエンジニアが解雇

シンギュラリティのことは当然知っている方が多いですし、専門家から言えば、基本的にはあり得ないと言われています。

そんな中で、かのGoogleのAI部門で働くエンジニアが解雇になったと話題となっているんです。

解雇の理由としては、Googleで開発している会話型AI「LaMDA」が自我を持ったと主張したことがきっかけとなっています。

彼によると、「LaMDA」に自意識や感情が芽生えたと社外にも主張したことで、会社から有給付きの休職処分を言い渡されたとのこと。

その後、Googleをクビにされたことが明らかとなっています。

「LaMDA」とは?

「LaMDAは、Googleが発表した会話技術AIのことです。

チャットボットであればすぐに会話についていけなくなるのですが、こうした無限ともいえるトピックをキャッチアップして会話できるようにするものが「LaMDAとなります。

「LaMDA」は、会話を通じて学習し、他の言語モデルとは違う、俊敏な反応を示すようになったようです。

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自然な会話が生成され、その会話も同じ道筋と二度通ることはなく、何を話しても会話が成立するのがLaMDAの特徴とのこと。

今のところ商用環境での実装は未定となっていますが、Googleアシスタント、検索、Google Workspacesでの会話機能の組込みが想定されているようです。

AIの答えから推測

Googleに解雇されたブレイク・ルモワン(Blake Lemoine)氏ですが、なぜクビに至るまでとなったのでしょうか。

ルモワン氏はLaMDAに対して「あなたには感情や感覚がありますか?」と質問したようです。

Yesと答えられた後に「どのような種類の感情を?」「どんなことに喜びや楽しさを感じる?」と会話を続けた結果、AIに自我や感情が芽生えたと判断したそう。

そう判断したルモワン氏が、米政府関係者に連絡し、弁護士を雇ったことが機密保持契約に違反したとして、休職とされていましたが、最終的にはクビとなったようです。

実際にGoogleは、ルモワン氏の主張を広範囲に検討した結果、まったく根拠がないと判断したとのこと。

このことには、多くのAI専門家や倫理学者も同意しています。

AIが自我を持つことはない

これまで専門家たちに散々議論されてきていますが、実際にAIが自我を持つということはあり得るのでしょうか。

先ほどシンギュラリティというものを紹介しましたが、AIが人類と同等の知性を得ることはあるそうです。

ですが、知性と自我は異なるもので、コンピューターが自我を持つということはないとのこと。

少し難しいですが、専門家から言わせると、自我を持つということはあり得ないということのようですね。

AIが自我を持つ日は来るのか?のまとめ

小説や漫画、映画などでよく目にしますが、コンピューターが意思を持って行動するということが起こるという可能性があると考えている人も多いのではないでしょうか。

今回、かのGoogleのエンジニアが、自我を持ったと主張したことには、衝撃を覚えたかと思います。

専門家から言わせると、AIが自我を持つということはあり得ない現象なのかもしれませんが、何が起こるかわかりませんし、もうすぐそこまで迫っているのかもしれませんね。

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