プラスチックゴミによる海洋汚染が問題となっている昨今。
脱プラスチックが進むなど、環境問題に対する意識も高まってきています。
そんな中、食べられる器や食べられる箸がプラスチックゴミを減らすことができると話題となっています。
今回は、そんな食べられる器や箸について、食べられる食器の紹介をしていきたいと思います。
食べられる器と箸とは?
海洋プラスチックの問題など環境のことがクローズアップされることが多い世の中。
最近では、飲食業界の大手などでも脱プラスチックが進んできています。
そんな中で注目を集めているのが、食べられる器「e-tray(イートレイ」です。
愛知県碧南市に本拠を置く丸繁製菓が開発し、販売しています。
イベント会場から着想を得た
B級グルメやグルメイベント会場などで使われていたプラスチック容器のゴミの量に驚いて着想を得たとのこと。
2日のイベントのゴミを処理するだけでも、2日かかるということに話を聞いて、なんとかしたいと思ったことが食べられる器の始まりのようです。
食べられる器を日本の文化に
食べられる器の使い道として大きく期待しているのは、スポーツ観戦時とのこと。
これから東京オリンピックなどもあるという中で、ゴミを減らせるというのは大事なことですよね。
さらに、この食べられる器を日本の文化として世界に広めていけるように、特許登録をしていないという。
そうすれば、多くの企業などが参入して、斬新なアイデアなども出てきて、世界に広まっていく語っています。
自分たちの利益を気にせず、特許登録もしないなんて、本気でゴミの問題をどうにかしたいという想いを感じますね。
食べられる食器を紹介!
それでは、「e-tray(イートレイ」だけではなく、さまざまある食べられる食器を紹介していきたいと思います。
「e-tray (イートレイ)」 株式会社丸繁製菓
こちらが上で紹介したイートレイです。
形は丸型や角型があり、味もえびせん、オニオン、むらさきいも、焼きもろこし、プレーンとさまざまあります。
80個入りの業務用サイズもあるなど、非常にバラエティに富んでいます。
「食べられるお箸 (畳味)」株式会社丸繁製菓
こちらも丸繁製菓さんが製造する食べられるお箸です。
100%のいぐさでできていて、なんとレタスの約60倍の食物繊維含有量を誇るなど、健康にも良い商品となっています。
「もぐカップ」アサヒビール株式会社
こちらは、アサヒビールさんと丸繁製菓さんが共同で開発した食べられるコップです。
高温高圧で作り上げることでしっかりと水分にも耐えることができるコップに仕上がっています。
「海苔のうつわ」木村アルミ箔株式会社
この器は、お弁当の中におかずを区切るために入れるアルミ箔が海苔でできているものです。
海苔なので、そのままおかずと一緒に食べることができるので、美味しくてゴミを出すことがありません。
他にも、昆布&かつお、野菜、大豆などでできたものがあり、おかずの味をそこねることもなく、栄養を足すこともできるものが多くあります。
「トルティーヤボート」カルディ
カルディで販売されていて、話題となっている食べられる器です。
片手で持てるほどのサイズで、キャンプなどアウトドアに持っていくのに適したサイズ感です。
キャンプ飯のお皿としてや、カレー皿としても使うことができるので、非常に使い勝手の良いものとなっています。
食べられる食器のまとめ
海洋プラスチック問題など環境に対する意識がどんどん高まってきている中、食べられる食器を発想するというのはすごいですね。
プラスチックゴミを減らすことにつながりますし、多くの商品が食べることで健康になるような食品でできているのも重要なことです。
健康的にゴミを減らしていくことができるので、間違いなくこれから流行していくことでしょう。
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