新型コロナウイルスが流行している中、中国で新型ブニヤウイルスの感染者が出たということのようです。
新型ブニヤウイルスとはどのようなもので、感染するとどうなるのでしょうか?
新型ブニヤウイルスについてや対策などを紹介していきたいと思います。
中国で新型ブニヤウイルスに感染
中国で新たに、新型ブニヤウイルスの感染者がいたとわかって話題となっています。
感染者は60人にのぼり、7人が亡くなったとのことです。
新型コロナウイルスが流行している中での、このニュースは怖いですよね。
新型ブニヤウイルスとはどのようなものなのでしょうか。
新型ブニヤウイルスとは?
新型ブニヤウイルスには、ウイルスを有したマダニに咬まれることで感染します。
症状としましては、全身倦怠感や消化器症状で重症化して死亡するケースもあるようです。
新型ブニヤウイルスの対策は?
マダニは、春から秋にかけて活発に活動し、野生動物が出没するような環境や民家の裏側、裏庭、畑、畦道などに生息しています。
対策としては、マダニに咬まれないように、肌を露出しすぎないことが大切となってきます。
草むらなどに入る際には、長袖長ズボンで、軍手などもして、隙間などもできないようにしましょう。
また、忌避剤を使うこともおすすめです。
マダニに有効な成分として、「ディート」と「イカリジン」が市販されていますが、完全に防げるわけではないので、注意しましょう。
10年以上前に判明している
今回報道があって広まった新型ブニヤウイルスですが、初めてでたウイルスというわけではなく、10年以上前には、すでに認識されているもののようです。
2013年には、国内でも感染者が出ているようです。
風土病などに詳しい医師の方に意見を求めると、だいぶ前からある感染症で、ニュースが説明不足なので誤解を招いてしまうと、拍子抜けの回答が返ってきたようです。
新型コロナウイルスに悩まされている中、新たなウイルスが出たかと心配しましたが、そこまで心配する物ではないようですね。
ですが、重症化すると危険なので、マダニなどに咬まれないように注意することは必要です。
新型ブニヤウイルスのまとめ
どうでしたでしょうか?
中国から新たなウイルス感染者が出たということで心配した人も多いかと思います。
もちろん感染すると危険ですし、重症化してしまう可能性があるので注意はしないといけませんが、しっかりと対策すれば感染することはありません。
急に報道されたことで、心配する人も多いかと思うので、しっかりとその背景や安全性などの説明もして欲しいですね。
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