燃える闘魂アントニオ猪木さんが難病の心アミロイドーシスの発病を告白。
今回は、アントニオ猪木さんのプロフィールや来歴、難病である心アミロイドーシスについて紹介していきたいと思います。
アントニオ猪木さんのプロフィール、来歴を紹介
アントニオ猪木さんのプロフィール
- アントニオ猪木(あんとにお・いのき)
- 本 名:猪木寛至(いのき・かんじ)
- 生年月日:1943年2月20日
- 年 齡:77歳
- 出身地:神奈川県横浜市鶴見区
- 学 校:横浜市立寺尾中学校
- 身 長:189㎝
- 体 重:102kg
- 血液型:AB型
- 所属政党:スポーツ平和党→日本維新の会→次世代の党→日本を元気にする会→無所属(無所属クラブ→国民民主党・新緑風会)
アントニオ猪木さんの来歴
1943年2月20日、神奈川県横浜市鶴見区に生まれました。
14歳のときには、家族とともにブラジルに移住。
60年、力道山にスカウトされて帰国し日本プロレスに入団。
72年、独立し、新日本プロレスを興しました。
76年、柔道王ウィリエム・ルスカ、プロボクシング世界ヘビー級王者モハメド・アリらと「格闘技世界一決定戦」を行い、世界にその名を轟かせました。
89年、スポーツ平和党を結成して、レスラーとして初の国会議員となりました。
98年プロレスラーを引退。
その後、UFO主宰、そしてPRIDEプロデューサーとしてプロレス、格闘技界を縦横無尽に動きまわり、2007年にIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)を立ちあげました。
2011年、東日本大震災の被災地で復興支援を行い、8月27日(土)のINOKI GENOME大会では被災者1000人を会場である両国国技館に招待。
2019年、政界を引退。
アントニオ猪木さんが心アミロイドーシスを告白!
燃える闘魂として有名なアントニオ猪木さんが心アミロイドーシスを発病したことを告白されました。
これまでも息切れなど不調を感じたことがあったそうですが、加齢のせいと思っていたそうです。
それが、昨年耳の不調を感じた際に、いろいろな検査を受けたところ心アミロイドーシスに罹っていることが判明したそうです。
難病と言われている心アミロイドーシスとは一体どのような病気なのでしょうか。
心アミロイドーシスとは?
心アミロイドーシスとは、心臓にアミロイドと言われる悪い膜ができることで心臓の機能が落ち、全身に充分な血液を送ることができなくなるというもののようです。
このアミロイドは、肝臓で作られるトランスサイレチンというタンパク質が変性、沈着に起因しています。
このタンパク質が様々な組織や臓器に沈着してアミロイドができ、臓器障害を起こしてしまうということです。
アントニオ猪木さんの場合は、そのアミロイドが心臓にできてしまったということです。
心アミロイドーシスの薬代が物凄い
心アミロイドーシスは、様々なことがわかってきたのは、ここ数年のことみたいです。
ですので、遺伝という医師もいれば、遺伝ではないという医師もいるみたいです。
アントニオ猪木さんは、心臓のポンプが弱っていて、手術もできないため、薬での治療となったのですが、その薬がとても高価なものとのことみたいです。
その薬はビンダケルというもののようですが、1日4錠を毎日服用しないといけないものみたいですが、なんと1カプセル4万4千円もするようです。
1日だけで、17万6千円!年間だと約6400万円にもなってしまいます。
一般人には無理どころか、一握りのお金持ちにしか払えない金額ですよね。
難病指定により補助が受けられる
15年の1月に難病指定された心アミロイドーシスは保険が適用されます。
自己負担額は2割で、年収で決まる市町村民税の課税額により、負担額には上限があるようです。
年収80万円以下の方は月2500円、年収810万円以上になっても月3万円です。
最高で年36万円となるので、安くはないですが、初めの額よりは安心できますね。
アントニオ猪木さんのまとめ
いかがでしたでしょうか?
私自身、アントニオ猪木さんが告白してくれたことで、初めて心アミロイドーシスという病気の存在を知りました。
現在では、難病指定のおかげで安く薬を服用することができますが、年間6400万円もかかってしまうと絶望しますよね。
もしかしたら気づかないうちにかかってしまっている可能性のある心アミロイドーシス。
今回、アントニオ猪木さんの告白によって、この病気の存在が広まって、より安価で誰でも受けることができる治療法が確立されて欲しいですね。
コメント