8月24日から始まる東京パラ五輪。
そんな東京パラ五輪で注目の競技がボッチャです。非常にシンプルなルールながら、奥の深い競技となっています。
ボッチャの主将を務めるのが、杉村英孝さん。
今回は、そんな杉村英孝さんのプロフィールや結婚、インタビューについて紹介していければと思います。
杉村英孝が東京パラ五輪に内定!
日本ボッチャ協会は、東京パラ五輪の代表内定選手を発表して、杉村英孝さんが選ばれました。
杉村英孝さんは、リオパラ五輪で主将として、銀メダルを獲得されています。
今回の東京パラ五輪でもメダル獲得が期待されている選手です。
ボッチャのことを知らない人は以下をチェックしてみてください。
パラ五輪競技のボッチャとは?魅力・見どころ・コツ・注目選手を紹介
それでは、杉村英孝さんのプロフィールを紹介したいと思います。
杉村英孝のプロフィール、来歴を紹介
杉村英孝のプロフィール
- 名 前:杉村英孝(すぎむら・ひでたか)
- 生年月日:1982年3月1日(39歳)
- 出身地:静岡県伊東市
- 学 校:静岡県立中央特別支援学校
- 競 技:ボッチャ
- 所 属:静岡ボッチャ協会、BLACK × WHITE所属
杉村英孝の来歴
先天性の脳性麻痺により、小学校〜高校まで静岡市内の特別支援学校に通う。
車いすサッカーをしていたが、高3の時、施設の教師に見せてもらったビデオをきっかけにボッチャを開始。
高校卒業後、静岡市内で初めて行われたボッチャの地方大会に出場し、団体戦で3位となりました。
2009年、日本ボッチャ選手権大会で3位。
2010年、BOCCIA JAPAN CUP 2010で3位に入り、その年の日本ボッチャ協会の強化指定選手に選出。
同年7月、広州市で行われた2010アジアパラ競技大会では日本人最高の5位。
2011年8月、ベルファストで開かれたBoccia World Cup 2011で団体戦準優勝し、国際大会で日本チームが銀メダルを取るのはこれが初。
2012年、ロンドンパラ五輪では、主将として団体で7位。
日本はボッチャ団体として初めてのパラリンピック入賞となり、杉村は大会後、厚生労働大臣表彰、静岡県知事特別表彰、伊東市のスポーツ栄誉賞を受賞。
2013年、6月、ポズナンで行われたBoccia World Open – Poznan 2015では団体戦優勝。国際戦では初めてとなる金メダルに輝いた。
2016年、リオパラ五輪でも主将として団体戦準優勝、ボッチャ日本代表としては初めてのメダルを獲得した。
2017年10月、バンコク・ワールドオープンの個人戦・団体戦の両方で優勝し、国際大会では自身初となる個人戦の金メダルを獲得。
2018年、アラブ首長国連邦のドバイで開かれたボッチャ世界オープンでは個人・団体ともに銀メダルを獲得し、世界ランキングで自己最高の3位に浮上。
杉村英孝は結婚している?
ボッチャのトップ選手である杉村英孝さんですが、結婚はされているのでしょうか。
杉村さんが結婚されているか気になっている人も多いと思いますが、今のところそのような情報はないようです。
その素敵な笑顔から女性人気も高く、世界を飛び回り、テレビ出演されたり、インタビューも受けられていたりと、交友関係も多いことでしょう。
結婚に関しては、これからなのかもしれませんね。
杉村英孝のインタビュー
杉村英孝さんが、東京パラ五輪の金メダル獲得に向けて、答えたインタビューについて紹介します。
世界一の実力を持つタイに勝つために取り組んだ強化について。
用具の工夫
自分に合った車いすは、競技の勝敗を左右するものなので、2017年からボッチャに特化した車いすを制作しているとのこと。
折りたたみ式が主流の車いすを、固定式にしたことで、腕を振って、ボールを投げた時の車いすの揺れが無くなって、より投球の精度が上がったようです。
さらにプレーに直結するボールへのこだわり。
会場の床質や温度、湿度、相手などによっても、ボールが変わるので、常に2セット分(26球)を持っていて、使い分けているそう。
体の一部となっているボールですが、工夫を凝らしたボールをどのような場面で使うのかにも注目してほしいとのことです。
コロナ禍の進化
より高いレベルを目指すために、一から体を見直したそう。
10年来の親交のあるパーソナルスタッフと二人三脚で、筋トレメニューやケアを改善したことで、より精度が高くて、強いボールが投げられるようになったそうです。
また、足をベルトで固定するようになったことで、踏ん張りやすくなって、こういったこともよりボールを遠くに投げられるようになった要因になっているとのこと。
杉村英孝が東京パラ五輪に内定!のまとめ
東京パラ五輪で注目されている競技のボッチャ。
投げたボールがより近い方が勝ちという非常にシンプルな競技ですが、そこには非常に深い駆け引きやこだわりがあります。
そういったことを知って競技を見れば、より深く楽しめますし、盛り上がれることでしょう。
代表チームには、ぜひ金メダルを獲得してほしいと思います。