11月22日(日)のフジテレビ系番組「ミライ☆モンスター」に伊藤陸さんが出演されます。
この番組では、将来を期待される選手が取り上げられ放送されます。
今回の、伊藤陸選手も陸上界で期待の若手選手です。
今回は、そんな伊藤陸選手の凄さを紹介していきます。
伊藤陸はミライ☆モンスター
伊藤陸選手は、二刀流ジャンパーの異名を持っています。
なんと三段跳びと走り幅跳びの2種目でメダルを狙っているそうです。
身長187.7センチの長身で、外国人選手のように手足がすらりと長い立ち姿は、とても素晴らしい選手であることを感じさせてくれます。
そんな期待の選手である伊藤陸選手ですが、これまでの記録を更新する素晴らしい成績を残されています。
日本記録を42年ぶりに更新!
伊藤陸選手は、昨年の日本インカレ男子三段跳びで、16m34(+0.6)をマークしU20日本記録を更新しました。
なんと、1977年に中西正美(日体大)が樹立したU20日本記録を42年ぶりに5cm越える記録で、インカレ実施種目で最古の記録が塗り替えらることになりました。
さらに、伊藤陸選手は今年の日本インカレでは、16m35(-0.1)をマークして、自身の日本記録を塗り替えることに。
2連覇だけではなく、記録まで順調に塗り替えてしまうなんて、将来オリンピックでの活躍を期待せずにはいられませんね。
助言で近代高専に
これだけ素晴らしい成績を残している伊藤陸選手ですから、小さい頃から凄かったと想像できますが、実はそうではないようです。
小学校、中学校の時には、全国大会などに出るほどの選手ではなかったそうです。
中学の顧問・中村光宏先生(現・志摩中)の「活躍したいなら近大高専」という言葉を受けて、進学し、寮生活を送ることに。
そこから陸上に打ち込み、同級生やトップ選手たちと交流するようになったことで、今のような活躍をするほど成長したみたいです。
東京オリンピックを目標に
伊藤陸選手は、昨年記録を更新したことで一気に飛躍の年になりました。
日本オリンピック委員会の強化指定選手にも認定され、今年7月の20歳以下世界選手権(ケニア)を目標としていたようです。
ですが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、それでもモチベーションを落とさないようにトレーニングを続けてきたとのこと。
ウェイトトレーニングを中心に体力とスピードの強化を図ったおかげで、体重も増え、体も一回り大きくなったことが飛躍に繋がっているのかもしれません。
昨年からシニアの大会に参加して、これからの主戦場となると語っていますが、東京オリンピックが延期となったことで、目標に変わったと話しています。
現在、順調に記録を伸ばしてきている伊藤選手ですが、東京オリンピックに出場して活躍する姿をみてみたいですね。
まとめ〜ミライ☆モンスター伊藤陸〜
こんなにすごい成績を残している伊藤陸選手ですから、小さい頃からすごいと想像してしまいますが、努力の人ということなのですね。
努力があったからここまでの選手になれたんでしょう。
成績が向上している中、新型コロナウイルスの影響で試合もなくなり、練習場所も確保できないという状況だと、普通の人だと腐ってしまいそうですよね。
ですが、そこでも腐ったりせずポジティブにトレーニングに励んで、しっかりと自分を成長させることができるということが、トップの選手の素質なのかもしれません。
このまま東京オリンピックの出場も決めて、表彰台に上がり、将来的には世界記録すら更新してしまうということを期待したいですね。
これからの伊藤陸選手の動向も追っていきたいと思います。
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