東京パラ五輪の車いすラグビーの代表に内定された倉橋香衣さん。
車いすラグビーは非常に厳しい競技と言われていて、その競技で唯一の女子選手代表です。
今回は、倉橋香衣さんの東京パラ五輪内定やプロフィール、結婚や事故について紹介していきます。
倉橋香衣が東京パラ五輪車いすラグビー内定!
日本車いすラグビー連盟が内定選手12名を発表しました。
そこで倉橋香衣さんは、男女混合の競技で唯一の女性選手として代表に選出されました。
車いすラグビーは、そのハードさからマーダーボール(殺人球技)と言われるほどハードな競技となっています。
そんな車いすラグビーがラグビーとどう違うのかを紹介します。
車いすラグビーとは?
車いすラグビーは、障がいの程度によって各選手持ち点が付けられ、コート上の4人の合計持ち点が8点以下になるようにします。(女子選手が出場する場合は、1人につき0.5点追加)
交代は自由で、再出場も可能です。
またラグビーと違って、前方へのパスが認められているのと、ボールは膝の上に乗せて運ぶことも違いです。
見どころとしては、ラグビーより激しいぶつかり合いです。
ラグ車と呼ばれる競技専用の車いすは、装甲車のような見た目で、そのラグ車同士でぶつかり合う迫力はものすごいです。
ラグ車には、攻撃型と守備型があり、選手たちの役割や激しく入れ替わる攻守を、どのような戦術やチームワークで切り抜けるかが見どころです。
倉橋香衣のプロフィール、来歴を紹介
倉橋香衣のプロフィール
- 名 前:倉橋香衣(くらはし・かえ)
- 生年月日:1990年9月15日(30歳)
- 出身地:兵庫県神戸市
- 学 校:神戸市立須磨高等学校、文教大学教育学部
- 競 技:車いすラグビー
- 障害クラス:0.5(F)
- 所 属:株式会社商船三井/BLITZ
倉橋香衣の来歴
中学、高校と体操を続け、高校卒業後は教師の道を志し埼玉県にある文教大学教育学部に進学し、トランポリン部に入部。
大学3年生のとき、トランポリン大会の練習中に技を失敗し、首の骨が折れ頸髄を損傷。
鎖骨から下の感覚がほぼなくなり、肩と腕の一部しか動かせなくなったが、それでも悲観することなく、大学への復学を目指して懸命にリハビリに励む。
そんなある日、車いすラグビーに出合い、すぐにその激しさに魅了された。
2016年、文教大学教育学部卒業後に商船三井に入社。
2017年、日本代表に女子選手として唯一選出。
倉橋香衣は結婚している?
日本代表の紅一点の倉橋香衣さん。
その可愛らしい容姿から、結婚しているのか気になると思いますが、どうやら結婚はまだされていないようです。
一人暮らしをしているようで、ヘルパーさんに作ってもらった料理などの情報を見かけることから、独身でひとり暮らしのようですね。
まだまだ競技に専念していたいのかもしれません。
東京パラ五輪での活躍が楽しみです。
倉橋香衣の事故の理由
倉橋香衣さんが、車いすになった事故の理由としては、経歴で紹介したように、トランポリンの競技中の事故です。
大学3年生の時の大会前のウォーミングアップの際に事故は起こりました。
技に入るには、タイミングが合わないと違和感を感じていたそうですが、練習待ちの他選手の手前、そのまま前方回転する技に入ったところ、頭から落下。
意識は飛び飛びになり、呼吸困難に陥り、すぐに病院に運ばれましたが、頸髄損傷による四肢のまひが残りました。
突然の事故によって後ろ向きになってしまいそうですが、本人は常に前向きだったそう。
一生後悔するような思いはなく、友達と遊びにいけなくなったなという思いだったそうです。
普通の人ならば、何もする気が起きなくなるほど落ち込んでしまいそうですが、本当にすごいですよね。
そのポジティブさがあったからこそ、パラ五輪に選出されるほどまでに行き着いたのかもしれませんね。
倉橋香衣が東京パラ五輪車いすラグビー内定!のまとめ
倉橋香衣さんの前向きなスタイルは、本当に応援したくなる気にさせてくれますし、ハードな競技で唯一の女性選手というのは、より応援したくなってしまいますよね。
その可愛らしさもあいまって、パラ五輪では本当に頑張って欲しいと思います。
男性選手にも負けず、活躍する姿をみたいですね。
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