コンビニエンスストアやレストランなどの駐車場で、「前向き駐車でお願いします」という看板を見かけることがあります。
駐車場に車を前向きで駐車した際に、上手に出られないし苦手だという人いると思います。
今回は前向き駐車の時の出方などについて紹介したいと思います。
そもそも前向き駐車って?
上の画像のような看板が立ててある時、道路に対して前向きなのか、フェンスや壁に対して前向きなのか分かりずらくて、どっち?という人もいるかと思います。
確かに「前向き」の言葉だけでは、クルマの前を奥側にするのか手前側にするのか迷いやすいですよね。
前向き駐車は英語では「head in parking」となり、クルマの前方から駐車スペースに入れるのが正解です。
前向き駐車時の入れ方
前向きで駐車する時は、出来るだけ大回りで駐車枠に進入する様に意識するといいでしょう。
駐車する時に限らず車が曲がる時には、内輪差と外輪差が生じます。
この内輪差と外輪差で、隣に停まっている車や壁に接触してしまうなんてことも…
前向き駐車では車の前方は意外に見えにくい為、隣の車にぶつけやすい所です。
- 車の前方外側が隣の車にぶつかりそうになった場合
ハンドルを逆に切って慎重にバックしましょう - 車の前方内側がぶつかりそうになった場合
ハンドルはそのままの状態でバックして、大回りする様にしましょう。
前向き駐車は出る時の方が難しい
前向き駐車は入れるときより出る時が難しいと言われています。
その理由は
- 走っている他の車に注意しながらバックしないといけない。
- ハンドルを回すタイミングを間違えると隣の車にぶつけてしまう。
- 出たい側に停まっている車との距離が狭かった場合、何回か幅寄せしないといけない。
などですね。
前向き駐車時の出方
前向き駐車してそこから出るときは、
運転席が駐車枠から出るぐらいまで真っすぐ後ろに下がってから、ハンドルを回すといいでしょう。
ぶつからないぐらい前にスペースが出来たら、ハンドルを反対側に回して前進しましょう。
前向き駐車の理由
コンビニの駐車場など一部、前向き駐車をお願いされている所がありますね。
その理由は、排気ガスを近隣住宅へいきにくくするためです。
後ろ向きで駐車すると、車から出る排気ガスが後ろにある住宅に入ってしまい、そこに住んでいる人に迷惑をかけてしまうのです。
前向き駐車の(意味)メリット
前向き駐車をするメリットは近隣住民への排気ガス対策だけでなく、
実は、盗難対策にもなるのです。
その理由は、前向き駐車されている車を盗むと、バックで出てから逃走しなければいけなくなり、
犯行から逃走まで時間がかかってしまうためです。
そのため、車を盗む方からしても標的にしずらくなります。
もし仮に標的にされたとしても逮捕率が高いとされています。
前向き駐車での出方はどうするの?のまとめ
前向き駐車での出方は、運転席が駐車枠から出るぐらいまで真っすぐ後ろに下がってから、ハンドルを回して、前にスペースが出来たら切り返して前進するといいんですね。
もちろん前向き駐車が苦手という方は、
バック駐車できるところを探してそちらに停める方が無難ですね。
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