観光庁は、当初8月開始予定だったGo To Travelキャンペーンを道府県の独自の観光キャンペーンが好評なことから前倒しして、7月22日に開始することを発表しました。
政府が莫大な予算を投入するGo Toキャンペーンとは一体どのようなものなのでしょうか。
Go Toキャンペーンとは?
Go Toキャンペーンは、新型コロナウイルスによって大打撃を受けた観光業や飲食業、イベント・エンターテイメント業の需要を喚起するために行われるものです。
Go Toキャンペーン事業には以下の4つがあります。
- Go To Travelキャンペーン
- Go To Eatキャンペーン
- Go To Eventキャンペーン
- Go To 商店街キャンペーン
今回開始が早まったものが、Go To Travelキャンペーンとなります。
Go To Travelキャンペーンとはどんなもの?
Go To Travelキャンペーンとは、期間内に旅行会社や旅行予約サイトから予約をすれば、代金の1/2に相当する額の支援を受けることができるものです。
上限は、一泊一人当たり最大2万円分、日帰りは最大1万円の予定です。
支援額の7割は、旅行代金の割引、3割は旅行先での飲食・観光・お土産を購入するために使える地域共通クーポンとしてもらえます。
キャンペーンの利用回数制限などはなく、連泊日数にも制限はありません。
ですが、個人で個別で手配した際、宿泊料金は対象となりますが、交通機関は対象となりませんので、注意しましょう。
新型コロナウイルスへの対策は?
キャンペーンで盛り上がっていますし、割引があるなら旅行にいきたいと思いますよね。
ですが、旅行に行くとなったら、新型コロナウイルスの感染リスクが心配です。
絶対に防げるとは言えませんが、航空会社や宿泊施設は様々な対策を取っています。
航空会社の対策
航空会社では、多くの人が行き交うので、対策を徹底しています。
マスク着用、消毒液の設置、案内や清掃の際のソーシャルディスタンスの確保をしっかりと行っています。
また、ビニールカーテンやアクリル板を設置して、コミュニケーションをとるような場所では、念入りに対策されています。
さらに、機内でも換気を徹底しているようです。
宿泊施設の対策
宿泊施設では、業界全体を通してのガイドラインを作成してるようです。
- 「従業員と宿泊者、宿泊者同士のソーシャルディスタンス確保」
- 「3密を避ける」
- 「換気・消毒」
- 「マスク着用」
- 「従業員の毎日の健康チェック」
これらのガイドラインを守ることを徹底しているようです。
例えば、対人距離は最低でも1mを保つ、よく触れるドアノブやエレベーターのボタンなどの消毒。
客室やお風呂、お手洗いにはアルコール消毒液を置く、大浴場の入場制限など細かい取り組みが定められています。
特に、食事まわりではより厳しく対応することが決まっているようですので、宿泊する際も安心できますね。
Go Toキャンペーンのまとめ
緊急事態宣言が解除されて、やっと長い自粛生活が終わりました。
まだまだ以前のように自由とはいきませんが、今回のキャンペーンは明るくさせてくれる話題ですよね。
もちろんまだ油断してはいけませんが、個人個人がしっかりと感染を広げない行動を徹底することで予防して、楽しく旅行に出かけましょう。
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