共働きで高収入を得ている「パワーカップル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
人々の羨望を集めていますが、今じわじわとパワーカップルは増えてきていて、注目されています。
パワーカップルは羨ましがられる反面、気をつけなければいけない末路もありますので、紹介していきます。
パワーカップルとは?
今注目を集めているパワーカップルとは、どのようなものなのでしょうか。
明確に定義されているわけではありませんが、」世帯年収が1000万円以上で、夫婦ともに正社員」「夫婦ともに年収700万円以上」などの高所得カップルのことを指します。
なぜ今、このパワーカップルが流行っているのかというと、不動産業界などのマーケティングによると言われています。
パワーカップルに向けて、大都市圏のタワーマンションを売りたいために、使っていたワードのようですね。
実際に、都内にある1億円超えのタワーマンションの主要な購入層は、パワーカップルとのこと。
パワーカップルはずるい?
そんな羨ましいパワーカップルは、ずるいと言われているんです。
高収入に対しての妬みとかではなく、税金に関することのようですね。
世帯年収が同じ1000万円だとしても、一人で稼いでいるか、二人で稼いでいるかで手取りに差が出てきます。
所得に関しては、累進課税がかかっており、所得が高いほど税率も高くなります。
ですので、二人で稼ぐ方が税率は低くなりますので、稼ぎも多くなることでしょう。
パワーカップルの特徴とは?
パワーカップルが持っている特徴について紹介していきましょう。
資産形成
やはり収入が多い分、資産を形成しやすくなります。
ですが、収入が多いと、支出も多くなってしまう傾向にありますので、しっかりと計画立てていかなければなりません。
消費が意欲が高い
パワーカップルは、どちらか一人だけで稼いでいる世帯よりも、月間支出総額は1.4倍高いとされています。
平均以上に稼いでいるということは、フルタイム勤務で、役職についていたりするので、勤務時間が長い傾向もあります。
そのため、子供がいないことが多く、育児や教育に向けるお金を、趣味や娯楽に使うことが多くなるようです。
情報発信力が高い
パワーカップルは、情報感度や情報発信力が高い傾向があります。
新商品の情報やトレンドなどをいち早く察知することができるので、企業の情報発信の起点となることを期待されています。
パワーカップルの末路に注意
パワーカップルの陥る末路として、定年後に恐ろしい事態に直面する可能性があります。。
消費意欲が旺盛なパワーカップルは、社会的ステータスを意識するがあまり、生活レベルが高く、予算オーバーなマンションに住み、子供にお金をかけすぎるというケースも。
そうなるとほとんど貯蓄もできておらず、また何かの拍子に片方が収入を失ってしまうということもありえます。
老後破綻という事態に陥ってしまう可能性がありますので、気をつけなければいけませんね。
パワーカップルとは?のまとめ
高収入を得ているパワーカップルですが、羨ましい反面、危険性を孕んでいるようですね。
お金があるからと、見栄を張って生活レベルを上げてしまえば、老後に恐ろしい事態が待っています。
SNS時代で、派手なものに目がいってしまいますが、自分に合った生活をする必要がありますね。
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